鮭の粕汁
2012年 02月 10日
寒い時はこれに限る。鮭の頭を使った粕汁。材料は塩鮭の頭、出し昆布、大根、白菜、人参、しめじ、糸こんにゃく、油揚げなど。塩鮭の塩加減で味噌などを足すこともある。今回は塩味のきつい鮭だったので、味噌は足さなかった。酒粕は某地酒の大吟醸の酒粕。さすがに大吟醸の酒粕は上品な味だ。粕汁も上品になる。
私は魚の部位の中で頭が一番美味しいと思っている。特に塩鮭の頭は美味しい。汁物で食べるのが一般的だが、焼いて食べても美味しい。氷頭なますにする軟骨の部分、あごの筋肉、目玉の周りの脂肪など美味しい所ばかりだ。ところが残念なことに、この美味しい鮭の頭が中々手に入らないのだ。魚屋でも鮭の頭を売っている店はほとんど無い。スーパーなどで聞いてみたのだが、その店に来る前に既に頭は切り落とされているのだそうだ。切り落とされた頭はどうなってしまうのだろう。捨てられているとすれば、もったいない話だ。
幸いにして、我が家から歩いていける距離にあるスーパーで鮭を売っていることがあることが分かった。散歩の途中でこのスーパーに寄って鮭の頭を見つけたときは嬉しくなる。そして、写真の粕汁になるという次第だ。
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vrombir at 2012-02-21 23:31
酒粕も課題の一つ。ご隠居様のブログで勉強させてもらいます。
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go-in-kyo-san at 2012-02-29 14:44
by go-in-kyo-san
| 2012-02-10 17:41
| 手料理
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