交流の場としての「策伝大賞」
2012年 02月 27日
全日本学生落語選手権「策伝大賞」には単に落語の技量を競う選手権と言うだけでなく、落語に励む学生たちの交流の場としての意味も大きいと思う。会場のあちこちで他の大学の学生との再会を喜ぶ姿が沢山見られた。それは現役の学生だけでなく、OB・OG達の再会の場でもあるのだ。さらに私のように、後輩たちと再会あるいは初めて出会う場所でもあるのだ。
社会人になっても、この「策伝大賞」で出会った人たちが仲間と一緒に定期的に小規模な寄席をやっている例もある。銀杏亭魚折、浪漫亭不良雲、立命亭雷都、鳳亭四季たちのグループだ。詳しくは鳳亭四季のブログ「鳳亭四季の一歩一歩」http://blog.goo.ne.jp/hama-shiki をご覧になってください。社会人になっても、同好の人たちと、それも他校の人たちと一緒に寄席を開くなんて、なんとすばらしいことか!
また、昨年度の優勝者三流亭今壱の卒業記念口演には、既に社会人になっている藤花亭梅珠さんも有給休暇をとって札幌から駆けつけ友情出演している。慶大OGの桜ん坊恋歌さんも出演している。いいな~!
私の母校、北大落研について言わせてもらえれば、北海道には大学の落語研究会は北大にしかありません。従って他校の落研と交流をしたくても、そう簡単には出来ないのが実情です。「策伝大賞」は北大落研の学生にとって、またとない機会なのです。
岐阜市の細江市長さん、「岐阜市笑いと感動のまちづくり実行委員会」会長の中村正さん始め関係者の皆様、これからも「策伝大賞」を長く続けるようお願いいたします。
by go-in-kyo-san
| 2012-02-27 15:04
| 落語in岐阜
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