高野山
2010年 11月 09日
11月6,7日の二日間高野山へ行ってきた。女房殿の叔父さんの13回忌の法要に参列するためだ。今回はもう一つ目的があった。私の母方の先祖供養をするためだ。母の実家の墓があるところは茨城県でも特に交通の便の悪い所で(東京からの直線距離は近いのだが…)、岐阜からだと墓参りもままにならない。そこで菩提寺から祖母、伯父、伯母、従兄、母、兄、義姉の戒名など供養に必要な資料を数年前に送ってもらって、機会があったら高野山で供養をしてもらおうと思っていたのだ。
6日は昼過ぎに高野山について、午後ゆったりと金剛峰寺、大伽藍を見学して回り、夕食は精進料理をいただいた。そこで出されたご飯は言うまでも無く新米で、しかも香り米だった。お櫃の蓋を開けると香り米の匂いがぷーんと立ち上がり、それだけで幸せな気分になった。
翌朝勤行のときに先祖供養をしていただいた。帰りに廻向之契証というお札と薄い木で出来た卒塔婆のような形をした札を七霊分いただいた。木の札は水向地蔵で水掛供養をするためのものだ。回向之契証のお札には俗名、行年、戒名が書いてあり、これは位牌代わりに使える。
女房殿の母方の先祖の墓参りの後、水向地蔵で水掛供養を行った。そのあと奥の院にお参りをして帰ってきたわけだが、長年気になっていたことを済ませたので、大分気が楽になった。
高野山は紅葉の季節と言うこともあり、大勢の団体の参拝者、巡礼の人たち、観光客で大賑わいだった。
高野山へのご先祖供養とは、とても善いことをなさいましたね。その後の紅葉狩りは清々しい気分でしたでしょう。
ところで、水掛供養というのは、高野山独自の供養の仕方なのでしょうか。
ずーっと昔、夫の父が和歌山の高野山の麓の妙寺という所の出なので、実家を訪問する前に高野山に上ったことがありました。お盆の休みを利用して行きましたが、お山の頂上の広い所に出ると涼しい風が吹いていたことを思い出しました。
ところで、水掛供養というのは、高野山独自の供養の仕方なのでしょうか。
ずーっと昔、夫の父が和歌山の高野山の麓の妙寺という所の出なので、実家を訪問する前に高野山に上ったことがありました。お盆の休みを利用して行きましたが、お山の頂上の広い所に出ると涼しい風が吹いていたことを思い出しました。
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隠居
at 2010-11-15 15:13
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Go-to-kyoさん、水掛供養というのは、高野山独自の供養の仕方なのでしょうか、教えてください。
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go-to-kyo
at 2010-11-16 17:03
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「水掛供養」をとりあえずグーグルで検索してみると、何とご隠居のブログがトップに出てきました。びっくり、言葉も御座いません。とりあえず、ご報告!
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隠居
at 2010-11-16 20:15
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いや~、ほんと、びっくり仰天!!!
Googleもネタが無いんだね?!
Googleもネタが無いんだね?!
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go-to-kyo
at 2010-11-16 22:34
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いやーそういうことだったんですか。物知りコンビでも、知らないことがあるんですね。
「水向地蔵」との関連は大いにありそうですが、この「水向地蔵」たるものを「仏教辞典」で調べたところ、「水子地蔵」はありましたが、「水向地蔵」は項目自体がありませんでした。
何らかの方法で調べてみます。
「水向地蔵」との関連は大いにありそうですが、この「水向地蔵」たるものを「仏教辞典」で調べたところ、「水子地蔵」はありましたが、「水向地蔵」は項目自体がありませんでした。
何らかの方法で調べてみます。
by go-in-kyo-san
| 2010-11-09 10:58
| 折にふれ
|
Comments(6)