梅林寄席 その2
2013年 01月 31日
1月27日の梅林寄席では気持ち良く、また楽しく落語を喋ることができた。条件が幾つかあった。先ず、お客が30数名と前回の3倍もの人数だったこと。友人が聴きに来てくれた事。最後に、嬉しいことがあったこと。それは開演の前に会場の外にいるとき、品の良いきれいな年配のご婦人に「前回の噺、良かったですよ。今回2回目ですね」と声をかけられたことだ。そして高座に上がったらその人が一番前の真ん中、即ち目の前にニコニコしながら座っているじゃありませんか。これですっかり気分が良くなって、実力以上に気分良く噺を進めることが出来た。落語ってこれなのだ。お客さんと一緒に作るものなんだよな~。
私は上下を決めるときに、角度が丁度よいところに座っている人を選んで、その人に語りかけるように噺をすることにしている。この日はそのあたりに目を輝かして聞いていてくれているご婦人がいたので、その人に焦点を絞って話しをした。その人は良く笑ってくれていた。又、これで気分がよくなった。
演目は「蜘蛛駕籠」。この噺は一昨年落語を再開したときにみっちり稽古したので、短いお浚いで自信を持って喋ることができた。15日の山之上小学校での落語も楽しかったが、先日の梅林寄席も楽しかった。
by go-in-kyo-san
| 2013-01-31 15:44
| 落語in岐阜
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