中学校の同窓会
2013年 06月 19日
6月15日は中学校の同窓会だった。11年前の同窓会に卒業以来、初めて出席した時は、脳の奥底の記憶にたどり着くために掘ったボーリングの穴が脳みそ中に開いたような状態になり、一週間以上脳みそがボーっとしていた。今回はもう3回目なので、そのようなことは無く、楽しいひと時を過ごすことができた。
今回は高校卒業以来一度しか会って居なかった、I君と会うことが出来たのは嬉しかった。彼とは高校も一緒だったので、高校生のときの思い出話も出来て楽しかった。
その思い出話のひとつ。高校3年の時、学校で行われた模擬試験の後、私が彼を誘って二人で西部劇のシェーンを観に行ったのだそうだ(私はそのことをすっかり忘れている)。彼は家に帰ってから、躾に厳しかった母上にひどく叱られたそうだ。しかし、それはそれとして、大人になってからもラスト・シーンで遠くに見えるワイオミングのグランド・ティートン山脈の、あの景色が忘れられず、旅行をして実際にその風景を見てきたとのこと。そうしてみると、私は彼にとって母上に叱られたことを差し引いても余りある良い思い出を作ってやった、と言うことになる。
こういう話を聞くことができるのは、同窓会ならではのことだ。
by go-in-kyo-san
| 2013-06-19 14:00
| 折にふれ
|
Comments(0)